2025年4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博の期間中、EXPO ホール「シャインハット」では通期でプロジェクションマッピング作品が上映される。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。全体で 111 本(招待作品 2 本を含む)が投影される。私の作品『EASY? RANK RACE』も無事採用され B グループの期間5/13~6/12で投影される。めでたいことに私の息子も別口で応募し見事採用となった。息子は最年少応募かつ、親子で別口応募は他になかったとの事で大変貴重な体験となった。ここでは私の作品のコンセプトを紹介していく。
公式情報ページ

主催: 公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会
企画・運営: 一般財団法人プロジェクションマッピング協会

作品名

EASY? RANK RACE
01iMAGE / Noguchi Kazunobu

投影グループ: B グループ(2025/5/13–6/12)

作品コンセプト

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タイトルEASY? RANK RACE
未来へと続く「競争」の概念をマーブルランで表現。勝者は次ステージへの参加権を得て、より高次の挑戦へと進む。競争は単なる優劣の決定ではなく、成長と新たな可能性を生むプロセスとして描く。多彩なコースは選択肢と予測不能な展開を象徴し、各マーブルは異なるルートで経験を積む。「競争=淘汰」ではなく「競争=進化」という視点を提示し、相互作用しながら未来を力強く築いていく姿を映し出した。

コース中には丸い生き物――大会の“いのち”を象徴するキャラクターが登場する。EXPO2025 ロゴのモチーフ「いのちのかがやき」にインスパイアされ、楕円形シェイプを使いでデザインした。彼らはレースを見守り、結果に影響を受け、ときに未来の参加者へと進化する――そんな裏テーマも仕込んでいる。

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万博ロゴマークこと「いのちのかがやき」が発表された際、Illustratorでそのまま描いたような楕円と円の構成をみて「これで許されるんだ!」と衝撃をうけ。どんな多様性も許されるべきだという強烈なメッセージを勝手に感じ感動した記憶があります。

技術トピック

物理シミュレーションで走るマーブルラン

  • Illustrator で描いたコースを After Effects に読み込み、Newton4 で物理演算。

  • 1 位のボールにカメラをロックし、レースの流れを視覚的に強調。

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コース設計は1分で面白くなるボリュームを検討しながらつくった

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重力に従って落下するボールたちの熾烈なレースが繰り広げられる

“blob” に生命感を宿す

  • いきものの視線は "見る → 止まる → 別のターゲットへ" と緩急を付け、レース見守る存在としての演出をした。

  • ガス状/液体状など体質設定に合わせて衝突後の動きを変え、数十フレームでも“息づき”を感じるよう調整。

フェイク 3D で飛び出す瞬間

  • レース序盤は徹底して 2D 演出に統一。ガラスに覆われたシャインハットの中だけのレース。観客は見世物を見るような気持ちで見る。

  • 中盤で上下に黒帯を追加し、画面外へオーバースケールさせて“飛び出し”錯覚を演出。対比でインパクトを最大化。

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Bグループの一連の映像
収録:一般財団法人プロジェクションマッピング協会

公式WEBサイト

上映作品一覧 | 大阪・関西万博 EXPOホール「シャインハット」プロジェクションマッピング大阪・関西万博 EXPOホール「シャインハット」外壁に上映される作品を紹介するページです。世界中のクリエイターによる多様な__expo2025pm.com

投影期間

作品が投影される期間は2025/5/13~6/12の期間
会場に行った方は是非シャインハットにてレトロゲーミングな私の作品を見て欲しい。感想もお待ちしています!